L.S.D.で差がつく、優れた旋回性能安定したデフロック性能が、アクセルから伝えられるドライバーの意志を確実にパワーへと変えてゆく。大型クラッチプレートのパイオニアであるKAAZ L.S.D.その効きと耐久性で日本はもとより世界中のあらゆるレースシーンで活躍しています。 KAAZ L.S.D.はサラバネの持つバネ特性の優位性に注目し、 発売初期より今に至るまで変わらずサラバネ式を採用しています。 一般的にバネは引っ張り（押しつけ）量に比例してその反力を発生しますが、サラバネは一概にそうではありません。引っ張り量の少ない初期は一定のバネ反力を発生し、ある点を境に反力が増したり減ったりなど、いろいろな特性を持たせることが可能です。そういった特性を利用して独自の バネ設定をすることにより、クセのないロック性能を持たせています。 “L.S.D.の効きの強さ＝イニシャルトルク”という正確でない認識が定着していますが、KAAZの設計思想はイニシャルトルクに頼らないL.S.D.本来のロック特性にあります。アクセルに応じた効きを発生することでドライバーは常に安定感を感じながら ドライブすることができるのです。 一般的に大型プレートを使用すると小旋回時などでクルマが細かく振動してしまったり、異音を発生してしまったり、高速旋回時のアクセルON、OFFで挙動を乱してしまったりと様々なマイナス要素を伴いがちですがKAAZ L.S.D.は効きを確保しつつも、そういった扱い難さのない安定感が体感できます。